何十年も前の話・・・ (最終更新2009/07/05/Sun/14:23:13)

何十年も前のある日・・・、きっかけがあって白ワインを飲んだ。 初めて口にしたその時のワインは、何っとも言えない複雑な味がした。

「これがワインかぁ・・・。」

その時はそれ位しか印象は無かったんだけど、数日後にまた違う白ワインを飲んですぐ思った。

「えっ・・・? 味が違う・・これ美味しいかも・・?」

実は前回飲んだのは辛口で今回のは甘口だった。

「同じ白ワインなのに味がぜんぜん違うんだぁ」

って。

その時は感動というより感心した。ワインに慣れてないから、そこで単純に白の甘口がうまいってインプットされたみたいだ。

その後はワインを飲む機会があれば、必ず白の甘口を飲んでた。赤もたまに味見して飲んだけど、やっぱり白がおいしく感じた。

そのうち、ワインにも慣れてきて色々な白ワインを飲むようになって、

「白ワインなら何でもいい」

って感じに。

ある日、レストランで赤のライトボディーを飲んだ。
白の辛口に慣れたせいもあったのか、赤ワインの印象が変わってた。

「これはこれでいいかも?・・・」

赤のミディアムボディを経験し、あっという間に重ーい赤のフルボディまで経験した。
最初は抵抗あったけど、この時にはすでにワインなら何でもOK!色々知りたくなってワインの本とか見るようになって、ワインの事を少しずつ覚えた。

料理との相性も合わせてみて納得した。

「ワインの味が料理と合わせることでこんなにも違う物になるのかぁ。」

って感動さえ覚えるほどだった。

ワイン初心者の人は、まず飲みやすいワインを飲んで飲んで、慣れてそれから違う経験をしたくなった時に、はじめて次に行けばいいと思う。

ワインは飲めば飲むほど、知れば知るほど、どんどんはまっていく飲み物で、すっごく奥の深い飲み物だと思いますよ。
       
とりあえずワインを飲む事からはじめましょう!! 



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